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青洲の里はココ

春林軒

春林軒は、江戸時代、華岡青洲の住まいと診療所を兼ねた建物です。
母屋と蔵は、当時のそのままの建物です。すごい歴史を感じますね。
薬の調合所、用務室、病棟、看護婦棟などがあります。
医者を目指す若者が全国から、この春林軒に集まってきたとか。華岡青洲の名声は、全国にとどろいてたんですね。


春林軒の外観です。古い民家の佇まいです。


入り口近くに、当時の浄化槽の説明版がありました。
病原菌の発生を抑えるように工夫しているそうです。さすがはお医者さんです。
説明版が見づらくてすみません。


薬の調合所のところに、通仙散(麻酔薬)の開発秘話が書いてありました。
二十年以上も研究を重ねたとか。世界初の全身麻酔薬は、この春林軒で生まれたのですね。


たくさんの薬草が置かれてました。
これが、当時の医学の最先端だったのでしょうか。


薬の調合に用いた道具です。


春林軒は、診療所というだけではなく、華岡青洲を慕って全国の医学生が集まる、いわば医学校だったようです。用務室もあって、門番もいたそうです。